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ケアコラボの視点

シリーズケアコラボの視点

ICT導入は人材採用にもつながる – 10人中9人が「導入している」を検討条件に

佐藤 ありさ 佐藤 ありさ

こんにちは。ケアコラボの佐藤です。
先日、東京福祉専門学校さんで、ICTに関する授業をおこないました。

東京福祉専門学校さんは、「これからの福祉現場には、ICT機器や介護ロボットの活用が必要不可欠になっていく」ということを見越し”介護みらいプログラム”という、最新のICT機器・介護ロボット活用を学ぶ授業をとりいれられています。

授業の様子
実際の授業の様子

ケアコラボはそのプログラムの一環として、ケアワークの業務内容からICTが活用できるポイントをお話させていただいたり、実際にケアコラボを体験いただいたりしました。

ICTの活用だけでなく、外国人人材や介護助手など様々な背景、スキル、経験のスタッフをまとめあげていく「マネジメントスキル」まで学んでいる東京福祉の学生さんたちが、現場で活躍している姿が目に浮かぶようでした。

スマホで体験する学生
スマートフォンでケアコラボの体験をする学生さん

このような積極的にICTを学ぶ、優秀な人材ともいえる学生さんたちが、就職する時にICT機器の導入を重視するのかどうか、授業のおわりにアンケートを取らせていただいたのでご紹介します。

東京福祉専門学校 就職に関するアンケート結果

Q. 就職先の検討時、「ICTツール・介護ロボット導入の有無」は検討の条件に入れていますか?

Q. 「はい」と答えた方に聞きます。どのようなものが導入されているところを選びたいですか?(複数回答可)

Q. 就職活動をする時にどんなポイントを重視していますか?(自由記載)※一部抜粋

施設、法人の方針と自分の考え方がどれほど一致しているか、また、考え方に軸があるか。利用者様と介護者が、お互い楽しさや嬉しさなどの良い感情を感じられる環境であるか。アイデアや今までのやり方と異なる意見を思いついたときに共有でき、新たなことに挑戦できる姿勢かどうか。

自身の介護観を重視して働けるところ。

ICTや介護ロボットを積極的に導入する意欲があるか。通いやすい距離か。

自分の意見(提案)を聞いてもらえるか、向き合って検討してくれるかどうかの雰囲気。

家からの近さと、企業の活動(取り組み事例)に共感できるかどうか。

人との繋がりや関係性を重要視すると共に、喜怒哀楽の表現やご利用者様、職員が自己を確立できるような環境がある場所で働きたいです。

施設に外国人労働者が何人働いているか、施設の環境などに注目します。

アンケート結果まとめ

アンケートの結果から、ICT機器や介護ロボットの導入は、未来を担う優秀な人材の採用に大いに影響する ということがわかりました。中でも特に、記録システムや見守りシステムが導入されている施設・事業所を選びたい、と考えている学生さんが多いようでした。

「ケアコラボが採用に効果がある」とケアコラボユーザーさんからも教えていただくことがありますが、実際にこれから就職される学生さんにお聞きしたことで、確証を得ることができました。

ICT導入をお考えの方や、その効果を知りたい方へ

2024年4月の介護報酬改定で「生産性向上推進体制加算」も新設されましたが、これからの福祉現場は、さらにICT機器や介護ロボットの導入が進んでいくと思います。

ケアコラボやICT機器に興味があるけれど、使いこなせるか不安、導入までの進め方がわからない、という方は、ぜひ一度お問合せください。みなさまにとって一番よい方法を、一緒に考えさせていただけると幸いです。

あらためて、東京福祉専門学校の皆さん、このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

佐藤 ありさ

佐藤 ありさ

福祉系の専門学校を卒業後、特養で約5年間介護福祉士として従事。その後約2年間の海外生活を経て、国内企業にて新規事業開発に携わる。それらの全ての経験を活かしながら、福祉業界に関われる仕事を探し、2022年ケアコラボ社に入社。介護現場経験者として寄り添ったサポートをすべく、日々邁進中。

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