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ケアコラボの「活用術アワード2025」を発表します!

千賀遼子 千賀遼子

みなさん、こんにちは!ケアコラボの千賀です。
ケアコラボの「教えて!みんなの活用術」ページが2025年4月に公開されて、早8ヶ月が経ちましたが、2025年12月現在でなんと延べ45法人さまにご協力いただき、30記事がすでに公開されています。

活用術記事はどうやって作成されているの?

活用術記事は、ケアコラボサービスチームである千賀・古賀がお客さんから聞いたお話を元に作成しています。
その活用術のアイデアの宝庫となっているのが、「ラボCafe」です。

ラボCafeでは、ケアコラボの社員も知らない目からウロコの活用方法を法人さんから教えていただくことが多いため、ラボCafe終了後に、具体的な利用方法のヒアリングや、実際のスクリーンショットのご提供をしていただき、ケアコラボ活用術作成チームが仕上げて公開しています。新着記事が登場したときにケアコラボ内に「新着」マークを付けてくれているのは活用術サポート担当のjunpeiこと楠本が担当してくれています!

勝手にアワード発表!

まことに勝手ながら、皆さまにご協力いただいた数多くの活用術の中から、代表の藤原、開発担当(ソニックガーデン)の「ピーちゃん」こと大野さん、そしてラボcafe&活用術の企画運営を担う楠本・古賀の4名に、特にお気に入りの記事を選んでもらいました!

まずは楠本セレクションから!

社会福祉法人 いきいき福祉会様メモ機能は神機能!簡単に手元でなくさないメモが完成!

最も「読んだよ👍」がついていて客観的にみても多くの方にご支持頂いている機能なのかなと思いました!
実際に様々な工夫をご紹介してくださっていて、すぐにマネできそうなのもポイントでした。

私たちは、現場で働く皆様の専門性を心からリスペクトしています。
これまで、せっかく現場でアイデアや気づきを得ても残しておく場所がなく、投稿内容をじっくり推敲したい場合も、他のツールに頼る必要がありました。
「メモ機能」は、そうしたニーズにお応えするかたちで、
皆様の洞察や情報共有を少しでもお手伝いできればという思いで開発いたしました。

いきいき福祉会の皆様は、まさにそのような使い方をしてくださっていただけでなく、私たちの想像を超えた活用をされていて驚きと嬉しさがありました。

様々な工夫を生み出してくださり、そして皆様にも共有してくださり、心からお礼申し上げます。ありがとうございました!

続いて、開発プログラマー、大野さんのセレクション!

社会福祉法人 堺あすなろ会様『人生録』活用術~背景理解から始まる個別ケア~

ソフトウェア開発者として関わっていると、どうしてもタイムラインやバイタルのような日常的に使われる機能や性能面に目が行きがちです。ですが今回の活用術記事にある「人生録」の実例を拝見して、ご利用者さまのこれまでの歩みを大まかにでも知ることができ、記事を読んだだけの私でもこのご利用者さまを思う気持ちが芽生えました。
実際のケアの現場では、こうした情報があるのとないのとでは、スタッフの方々の心持ちやモチベーションが大きく変わるのだろうと思います。頻繁に使われる機能だけが大事なのではなく、役割の異なる機能がいろいろな側面から支えになれていることを改めて知り、嬉しくなりました。

続いて、古賀セレクション!

株式会社 ベストサポート様重度障害者支援加算の支援計画シート

こちらは活用術の公開当初から現在に至るまで、常に多くの方にチェックされている人気記事です。総閲覧数は873回と、堂々のトップに輝きました🏆

少し思い出話になりますが…この記事は、まだ活用術のWebページができる前に作成したものです。初期のラボcafe〜放デイ〜にて、「加算管理はどう記録してる?」という疑問に対し、ご紹介いただいたのがこの活用術でした。
当時はまだ活用術の前例がなく、お願いする側として「画面のスクショ撮影までご協力いただけるだろうか……」と少し不安もあったのですが、「他のユーザーさんのお役に立つのなら、喜んで!」と、二つ返事で快諾してくださったのを覚えています。
ケアコラボを通じて互いに支え合う「ユーザーさん同士のチーム感」を感じ、非常に感銘を受けました。
活用術は、ベストサポートさんをはじめ、多くのユーザーさんのご協力があってこそ成り立っています。そんな心からの感謝を込めて、活用術アワード2025に選出させていただきました👏
数字が示す通り、今も多くのユーザーさんに活用されていることが本当に嬉しいです。実務にフィットした素晴らしい活用術をシェアしてくださり、本当にありがとうございました!

最後はケアコラボ社長、藤原のセレクション!

社会福祉法人 クムレ様熟練の技!1dayシートの応用術

日々の業務を「昨日より今日、今日より明日へ」と少しずつ良くしていこうとする姿勢に、強い意思と誠実さを感じました。
単に慣れていくのではなく、業務が洗練されていく過程そのものを楽しみ、熟達していくことに喜びや達成感を見出されていると感じられる点が、とても印象的です。
また、紙とデジタル、機能と運用を状況に応じて使い分ける。その判断の的確さやクレバーさは、現場を深く理解しているからこそ生まれるものだと感じました。
記録そのものにも創意工夫があり、そうした姿勢や組織風土から、日々のケアにも前向きに、丁寧に向き合っていらっしゃる様子が自然と伝わってきます。
この取り組みは、私たちケアコラボの行動指針04「テクノロジーを活用する」に非常に近い実践だと感じ、深い共感を覚えました。
がんばることは大切ですが、それだけでは続きません。
サービスの質を高めながらも、無理をし続ける状態をつくらない。
テクノロジーの力を借りることで、同じ満足を、より早く、より楽に届ける。
その考え方を、現場の工夫として体現されている点を高く評価し、今回の賞をお贈りします。

選ばれた、こちらの4法人さんには2026年中にささやかな記念品を贈りたいと思っております!
お楽しみに!

甲乙つけがたい活用術が多くあり、個人的にはどの活用術が選ばれるのかドキドキしていましたが、納得の4記事でした!
ユーザーのみなさま、いつもご協力、ありがとうございます。2026年もより多くの活用術がリリースできるよう頑張りたいと思います。

活用術アワード2025、いかがでしたか?皆さんの「推し記事」にも、ぜひ「読んだよ」ボタンを押してくださいね!また、活用術ページ上のアンケートでの感想やフィードバックも、スタッフ一同楽しみにしています。
これからも、活用術&ラボcafeをどうぞよろしくお願いいたします!

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千賀遼子

千賀遼子

グループ会社の㈱ソニックガーデンにてBtoB営業を長年に渡り担当。その経験を活かし、ケアコラボのカスタマーサポートを支援している。福祉業界には利用者の母親という側面も持つ。お客様のご相談に耳を傾け、より分かりやすく、笑顔でお話しすることを心掛けている。

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