menu
ケアコラボの視点

シリーズケアコラボの視点

行動指針への想い vol.1

赤沼 紗織 赤沼 紗織

ケアコラボが、新しく提示した「行動指針」

一つ一つの行動指針への想いを、メンバーのコメントを含め、お伝えしていきたいと思います。

ありのままのその人であってほしい

一つ目の行動指針は、「できないことも受け入れて、補い合う」

「できる」「できない」というと、少し極端かもしれません。

しかし、私たちの生きる世の中は、それが指標になっている気がします。

たまにですが、「ケアコラボさんって本当にあの人数でやっているんですか?」と聞かれることがあります。お客さまにも、他社の方々にも。

わたしたちがこの少ない人数でいろいろなことを進めていけるのは、

「これは苦手なのです…誰かにお願いできますか?」

「でもこの部分は得意です、任せてよ!」

と正直に、そして誠実に伝えられる関係性があるからだと思っています。

「できる」を提示するのはとても誇らしく、素晴らしい。そう思えることがあってよい。

しかし「できない」を提示できないのは、本当のチームなのか。「できない」ことはよくないことなのか。

チームビルディングの過程で、そのことをずっと話してきました。

師はユーザーの皆さま

そしてこのことは、ユーザーの皆さまから、ずっとずっと教えていただいてきたことでもあります。

さまざまな人が、その人がその人らしくあるように。その人が望む暮らしをできるように。

けれど、それが過度な支えにならないように。その人の力を活かせるように。

そのようにご利用者さまと接していることを、記録した言葉から、インタビューのお話から、現場での空気から、教えてくださいました。

「できない」ことを悔やんだり、そのことでいろいろなことを諦めたりしてほしくない。そして、そう諦める前に、信じたいし、信じていることを伝えたい。

ケアコラボも、お互いの力を信じ、その人がその人らしく働けるように。そう思い、この行動指針を一つ目におきました。

メンバーそれぞれの想い

この行動指針に対しての、メンバーが思っていること、感じていること。

このコメントたちこそが、私たちをあらわしています。

行動指針としては「強みを活かし合い、切磋琢磨する」というアグレッシブな表現がよくあるイメージですが、仏のような柔らかな表現がとてもケアコラボらしいなと思います。

いつも助けてもらっていて本当にありがたいです。
同じ目標を皆で目指しているという認識を持てているからこそできることですね!

人によって生きるスピードも、大切に思うことも全然違う。それを理解してくれる仲間って最強のチームだと思う。私は、この行動指針で生きられている。そのくらい助けられています。

チームは、仲間をサポートして、仲間にサポートされて、成立する。
仲間をサポートできるよう、自分の強みを磨く。
仲間にサポートしてもらった時は、感謝の気持ち。
チームだからこそ、より一層の努力ができるし、謙虚でいられる。

なんでも完璧にこなさなくてもいい、自分らしく働ける環境。
メンバーのそれぞれの強みを認識し、互いに支え合えるチームに感謝しています。

まさに、私たちらしいバリューで大好き♡誰もが「寛容さ」「多様性」が大事だとわかってはいても、仕事となるとつい「すべて自分でやり遂げなければ」と考えがち。まずは自分から「できないこと」を相談することで、チームとして大きな可能性が生まれると感じています。自分でも、チームでも、楽しく最善を目指したいんだーー!!

「みんな違ってみんないい」私の大好きな詩です。
これが会社で実現できるって最高な会社だよ。
同僚ではなく、仲間と自然に呼べる自分たちが大好きです。

わたしたちの行動指針、一つ目でした。

社会がそうあるべき!とは思っていませんし、押し付けることもありません。

ただ、私たちはそうありたいと思っています。

赤沼 紗織

赤沼 紗織

社会福祉士取得後、生活相談員、MSWを経て2020年にケアコラボに入社。社会学修士。 医療・介護の現場での経験を活かしつつ、お客様とケアコラボの距離をもっともっと近づけていきたいです。 ケアコラボメンバーのことはもちろん、私たちの想いをいろいろな形で伝え続けたいと思っています。

他のブログも読む