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ラボCafeの活動

千賀遼子 千賀遼子

昨年9月から始まったケアコラボのユーザー同士をつなぐ、座談会【ラボCafe】。
この会は、ユーザーの皆さまから「ユーザー同士でつながりたい!」「他ユーザーの運用を教えてほしい」というお声をたくさんいただいたことがきっかけで始まりました。
要望の詳細を教えていただくため、全ユーザーアンケートを実施したところ、なんと95%以上の方が「ユーザー同士で相談できる場がほしい!」と回答してくださいました!
この結果を受け、開催のご要望が多いサービス種別ごとに、情報交換のための座談会を企画することになりました。

開催にあたり、まずはこの座談会の名前を何にするか?を考えました。「ユーザーの皆さんが気軽に集まれる場、ざっくばらんにケアや支援についての話ができる場をつくりたい!ユーザーさん同士のコラボを応援したい!」そんな想いを込めて名前を考えました。

ケアコラボの【ラボ】は研究所という意味も兼ね備えていることもあり、”皆さんで情報交換することで、知見を深めていける場になるように”、そして”ゆったりした雰囲で話せるように”【Cafe】をつなげてラボCafeという名前に決まりました。

ラボCefe~看護系~の開催

新しいサービスを開始するにあたり、すでに同じサービスを展開されている他法人さんに話を聞いてみたいという声があがり、第一回目はラボCafe~看護系~が開催されました。

ケアコラボ ラボcafe~看護系1~

こちらでは加算に関わる記録や指示書の管理方法はどのようにおこなっているのか?といった具体的な質問があり、参加者の方からは多くの感想も寄せられました。

全国で1000を超えた看多機ですので他県の仲間と繋がれる機会はありがたいです。楽しい時間であり、このような機会が今後もあると良いと思いました。

ラボCafe終了後はチャットワークでグループチャットを作成し、個別に聞いてみたい質問などをされたりと、活発に活動されています。看護系のラボCafeは2025年1月現在までにすでに3回開催が実施され、直近回では新規のユーザーさんが新たに参加されました。

ケアコラボ ラボcafe~看護系3~

弊社より早くケアコラボを導入されている事業者様のお話が聞けたことがとても勉強となった。1時間では足りないくらいの気持ちとなった。

ラボCafe~小規模多機能~の開催

開催のお声かけをした中で最も参加者が多かったため、2回に分けて開催が行われたラボCafe~小規模多機能~では、事業所内で多くのサービスを提供するため、ケアコラボ上で記録を行うときの工夫についてや計画書の作成・評価の方法の他、日中のデイサービスでのレクリエーションの準備についてなど、現場の方々ならではのお話がありました。

また、この会では、ケアコラボ導入前の法人さんにも参加いただき、ケアコラボをすでに導入されている法人さんからのお話を直接聞いていただく機会をつくることができました。

ケアコラボ ラボcafe~小多機1~

疑問に思っていたことが聞けてこれからの参考になるのでありがたかった。

ケアコラボ ラボcafe~小多機2~

実際に運用されている事業所の方と話ができたことで、活用のイメージが掴みやすくなりました。
現状こちらで使用している記録ソフトにはない機能として、「利用者家族側の都合で記録を閲覧できる」ことを優先的に考慮したいのでその点で非常に興味を持ちました。ありがとうございました。

ラボCafe~共同生活援助~の開催

ラボCafe初めての障害分野での開催は、共同生活援助を提供されているユーザーの皆さんに集まっていただきました。

ちょうど、監査を終えたばかりの法人さんが参加してくださったことで、監査対策についてのディスカッションが行われました。
また、重度支援加算に関する書類作成の方法について、記録画面のスクリーンショット(個人情報はマスキング)とともに、運用方法を共有することができました。

これから、ケアコラボを利用して重度支援加算を行うこと考えていた他法人さんには大変参考になるお話をしていただきました。

ケアコラボ ラボcafe~共同生活援助~

色々の運用方法の話が聞けて参考になりました。加算の「1dayシート」への追加は、早速設定しました。

やはり、一事業所では発想にも限界があり、ICT推進者だけでは厳しいものもありますので、今回、このような機会でメンバーも新たな気付きに繋がりましたし、定期的に是非こうしたユーザーの繋がりを設定いただけると嬉しいです。

ラボCafe~ご家族共有機能~の開催

サービス種別の垣根を超えて、ケアコラボの機能の1つである「ご家族共有機能」について語る会を開催いたしました。

ケアコラボは高齢分野・障害分野どちらのサービス種別でもご利用いただけるため、この会では高齢分野からは4法人、障害分野からは2法人が参加してくださいました。

ケアコラボでご家族公開を行ったことでご家族との関係構築がよりスムーズに行えるようになったお話や、連絡帳代わりご利用いただけていることの他、写真や動画での情報共有も行えることから、ご家族にも日ごろの様子をより分かりやすく伝えられているという感想を多くいただきました。

ご家族共有機能だけでなく、ご利用者様の成育歴が残せる「人生録」機能についても話が盛り上がりました。

サービスを利用されたときにご利用者様のご家族などからヒアリングをおこない、一番最初に作成するよう取り組まれている法人さんもいらっしゃいました。

ケアコラボ ラボcafe~ご家族共有機能~

実際に運用されている事業所の取り組み内容を聞けて非常に参考になりました。デイなどの日中サービスと特養などの入所系では使用方法が違い興味深かったです。

同居されていないご家族からの返信コメント率が高い。ケアマネージャーからの評価も良く、他施設との差別化が図られています

遠くにお住まいのご家族や年配の方々に、ケアコラボの写真や動画を見て喜んでいただいています。ご家族から返信があったり、一緒にサポート方法を考える機会が増えています

2024年9月に始まり 2025年2月現在まで、計7回のラボCafeが開催されました。今後も開催を継続していく予定です。
ユーザーの皆さんからは、サービス種別毎の開催要望のほか「先輩ユーザーの運用方法を知りたい!」「家族共有機能についてもっと知りたい!」という声も多く寄せられています。今後、これらに焦点を当てた新たなイベントも今後開催していく予定です。

今後の開催予定

2月20日(木) 放課後等デイサービス
3月10日(月) 認知症共同生活介護
現在企画中 特別養護老人ホームほか

千賀遼子

千賀遼子

カスタマーサポート担当として2018年ケアコラボにジョイン。完全リモートワークで日本全国のお客様のケアコラボ活用を支援している。福祉業界には利用者の母親という側面も持つ。お客様のご相談に耳を傾け、より分かりやすく、笑顔でお話しすることを心掛けている。

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