シリーズケアコラボの視点
私たちが実現したい5つのこと – トップページと会社概要をリニューアル
本日、トップページをリニューアルしました。また、先日より会社概要のページでビジョンとミッションを明確に打ち出しています。今回はページリニューアルにあたっての想いを伝えさせて下さい。
顧客とベンダーという関係性を崩したい
私たちは、お客様にケアコラボという製品を納めて終わりという関係性にはなりたくありません。福祉の現場をともに変革する仲間、チームでありたいと考えています。ともに学び、ともに創り、現場に価値を届けるところまで一緒に歩みたい。
一般的には、顧客とベンダーの間には従属関係がありますが、私たちはフラットな関係性の中で、ともにケアコラボという製品を成長させ、社会的な価値につなげることが大事だと考えています。
お客様と私たち、お互いにファンでありたい
ケアコラボを通じて、心から尊敬できる事業者の人たちにたくさん会うことができました。私はこれまでに新規事業を立ち上げたい何百人もの事業家と話す機会がありましたが、福祉業界で先頭を走る方たちが一番輝いて見えて、そしてファンになってしまいました。
私たちがお客様のファンであると同時に、お客様にもケアコラボのファンになってもらいたいとも思います。私たちの製品、その作り方、組織のあり方に対して、まるごと信頼していただいて、いいね!と感じてもらいたい。
尊重し合う関係性のなかで、ワクワクしながらケアコラボという製品を成長させていきたいと願っています。
チームの範囲を拡大したい
私たちとお客様がチームになるように、お客様の現場でもチームの範囲がより広がって欲しいと考えています。職員同士はもちろん、ご利用者のご家族までがチームになって、一緒にケアに向かう環境を作りたいと考えています。
ケアは多様な人々がチームで取り組むべきものです。ただ、チーム化を促進するにはそのための取り組みが必要です。私たちは日々のケア記録を共有し、記録を通してコミュニケーションを取ることが、チーム化のためのとても重要な取り組みと考えています。
クラウドを活用すると、離れていても同じものを見て、それを起点にコミュニケーションすることができます。新型コロナの影響でご家族との面会が制限されている今こそ、ICTによって人と人のつながりを維持する取り組みはより価値を持ち始めているのではないでしょうか。
一隅を照らしたい
「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という言葉をご存知でしょうか。これは日本天台宗を開いた最澄の言葉です。金銀財宝よりも、持ち場で懸命に努力する人こそが何ものにも代えがたい国の宝であるという意味です。
ケアコラボを通じて、福祉の現場で全力を尽くしている現場の人たちにたくさん出会えました。事例取材では具体的な記録も見せていただけるのですが、専門職としての技術、ご利用者の存在に対しての愛情ある眼差しを感じます。
わたしたちはケアコラボを使って、日々の仕事の一つ一つに込められた工夫や思いやりにスポットライトがあたる機会を作りたいと考えています。一隅を照らし、その光を見た他の人が勇気づけられ、力がもらえるような世界にしたいです。
※ここでは「一隅を照らす」を持ち場で頑張っている人たちの姿が見えるようにする意味で使っています
ICTで人と人の関係性を変えたい
業務効率化は、ケアコラボによる導入効果の最初の第一歩です。私たちはその先にある職位や職種、そしてお客様という関係性を越えたチーム化の促進と相互エンパワーメントを実現したいと考えています。
チーム化の範囲は法人の枠を超え、全国の法人がオンライン上でつながる機会も提供します。すでに実施しているケアコラボのユーザ会に加え、ケアコラボ事例発表大会もぜひ開催したいと思っています。
現場の方が全国に向けて発表する舞台を作ることは、まさに一隅を照らす行為です。しかし、各法人の自慢の記録を見せつけ合う大会、考えるだけでワクワクしてしまいます。
私たちは、人と人が立場を越えて尊重し、助け合える世界を作るために、ICTで人が輝ける機会を作ることにこれからも力を尽くしていきますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。